スターウォーズを英語で観る

待ちに待った「エピソード2」、
封切り直後の日曜日に見てきました。
シャンゼリゼの映画館までVO(バージョンオリジナル=原語上映)を
見に行ったのです。
フランスではフランス語吹き替えがポピュラーで、
気をつけないとフランス語で映画を見るハメになるんです。
(「映画館」「千と千尋の神隠し」参照のこと)
それはそれでおもしろいのですが、やっぱりスターウォーズは英語で見たいと
思って、わざわざパリまで繰り出しました。
でも一軒目の映画館では、チケットを買おうと思ったら、
らんちゃんを見て「その子いくつ?3歳未満はセキュリティーの関係で
入れません」と断られてしまいました。
セキュリティーって一体何???とすごく頭に来ましたが、
気を取り直して二軒目にアタック。
今度は断られないように、
もうじき2歳になるけど、1歳になったばかりと言っても十分通用しそうな
おちびのらんちゃんを「三歳です」と言い張る無謀な作戦を事前に考えました。
でもチケットを買う前に一応年齢制限を聞いたら特になかったので、
安心して(でも、一歳ならチケットのいらないらんちゃんの分も三歳と言い張るために)
チケットを買いました。
入場時も何も言われませんでした。
ちなみに入場料ですが、
シャンゼリゼ通りの映画館だったので場所代もあるかもしれませんが、
大人8.8ユーロ、子供(12歳まで)は5.5ユーロでした。
地元の映画館で見ると平日はなんと5ユーロです。
(その代わり大人も子供も同料金)

こちらの映画館は総入替制なので、
チケットにも自分の見る回の時間が印刷されています。
買った時点でまだ一時間くらいあったので、
お茶しながら時間をつぶしました。
地元なら書いてある時間から入場開始なのですが、
五人並びで出口近くの席が欲しいからと、
20分前に映画館に戻ってみたら…
何々?この列は?まさかスターウォーズの入場待ち?
とびっくりするくらい長蛇の列。
この映画館では二つの会場でスターウォーズを上映していましたが、
時間も同じなので、二本の長蛇の列。
皆の並々ならぬ情熱を感じました。

オープニングの「むかーしむかし…」と
字がずらずら出てくるところが始まったら、もう拍手喝采!!
映画で拍手するのなんて初めて見ました。
(試写会じゃないんだぞー)
ヨーダが闘うところでは歓声があがるし、エンディングでも拍手。
英語版なので外国人が多かったけど、スターウォーズファンというのは
ある意味コアですね~。

ちなみにうちのお子様たち、三番らんちゃんは予想通り始まる前に寝てしまい、
ゆりちゃんは始まって30分もしないうちに「恐いからもう出よう」を繰り返し、
馨は途中寝そうになるものの、最後まで見ました。
私はせっかくの英語版なのに、セリフがほとんど分からず、
フランス語字幕にずいぶんお世話になりました。
それでもわからなくて終わったあとダンナに解説してもらったという…(涙)。

地元でもスターウォーズをやっていますが、こちらはフランス語吹き替え版。
でも安いし、ストーリー理解のためにもう一回見てこようかと思ってます。