オール家電生活

今さら家電に囲まれた生活なんて
珍しくも何ともないのだけど、
日本にいるときに比べたら、
断然楽しているような気がしてならない。
そんな生活をちょっとご紹介。

<台所>

冷蔵庫は別格として…

◎食器洗い機

オランダ時代から使い始める。
オランダではあって当然だったが、
フランスではそうでもないらしい。
洗うのはもちろん、乾燥もしてくれる。
しかし終了後すぐにふたを開けておかないと、
高温で発生した水蒸気が冷えて水滴になってしまい、
乾燥させた意味がなくなる。

◎オーブン

これもオランダ時代から。
オーブンがこんなに便利なものとは思わなかった。
オーブン料理は入れて放っておくだけでいいし、
簡単なケーキもすぐ作れる。
料理のレパートリーが広がったのは
本当にオーブンのおかげ。

◎フライヤー

揚げ物は油がはねるしあとの処理がいやだから、という理由で
日本ではやったことがないぐうたら主婦の私。
このフライヤーとは電気釜くらいのふたつき釜に
油を2リットルくらい注ぎ、
後は好みの温度を設定すれば
勝手に温めてくれ、
そこに揚げたいものを入れてふたをすれば、
勝手に揚げてくれる優れもの。
ふたをするのではねの心配もなし。
内側に油を切るザルが入っているので、
一気に油を切ることができる。
おかげでフライドポテトの登場回数の増えたこと。
一度入れた油は揚げるものにもよるが、
20回くらい使える。

◎ハンドミキサー

泡立て器がうまく使えない私の救世主。
手作りケーキが我が家の食卓に乗るようになった影の立役者。
しかしこれを買うときももったいないような気がして
さんざん迷ったのに、
今度はゆでた野菜をマッシュできるタイプの
ミキサーが欲しくなってしまっている。

◎コーヒーメーカー

オランダから持ってきたコーヒーメーカーの
ガラスのポットを壊してしまい、
フランスで新品購入。
日本からも持ち込んだが、
いちいちトランスに通すのが面倒くさくて、
とても使っていられない。
しかし登場するのは来客時のみ。
普段はインスタントを飲んでしまう私はやはりぐうたらか?

◎電子レンジ

ダンナ同僚より譲り受ける。
これで調理することはあまりないが、
ベビーフードを温めたりバターを溶かしたりするのに便利。
電子レンジも日本ほどは普及していないらしい。

◎炊飯器

日本から持ち込み。
海外仕様のものも譲ってもらっているが、
トランスを使ってでも日本のもので炊いたほうがおいしいと聞き、
炊くときは日本製を使用。

◎電気コンロ

家電とは言わないかもしれないが…。
うちには4つのコンロ口があるが、
三つがガスコンロ、残る一つは電気コンロ。
最初はガスと同じように使ってふきこぼれさせて
大変なことになったこともあったが、
最近は使い分けをマスター。
お湯を沸かしたり、一定の温度でゆで続けたい(パスタ類)、
弱火で長時間煮込みたい、などには
ガスより便利。
強火にしても鍋の持ち手が熱くならないのもよい。

~番外・持っているが使わないもの~

オーブントースター

日本より持ち込み。
しかし電子レンジとオーブンがあればまったく出番なし。

電気ポット

日本より持ち込みしたものと海外仕様のもの(もらいもの)がある。
しかしこちらの水は硬水で沸騰させると白くカルシウムがつくので、
あまり使いたくない代物。
常時保温のために通電しておくのも海外仕様のものならともかく、
トランス使用では避けたいところ。
ちょっとのお湯はやかんですぐ沸く。

ホットプレート

夏にバーベキューをしたときのみ使用。
普段は使うことがない。

<その他>

◎洗濯機

ドラム式。
オランダもドラム式だったが、
洗い方が6種類くらい選択できる。
洗濯時間もオランダより短い気がする。

◎乾燥機

会社で買っていいと言われたので、
使わないと思いつつ買ったのだが、
外に干せないので必需品。
ただし乾燥機にかけられないものはけっこう厄介。
洗濯機を置いている場所に暖房がないので、
そこではなかなか乾きにくい。
しょうがないので暖房の効く他の部屋にかけて
乾かすことが多い。
お日さまに当ててぱりぱりになるまで乾かしてみたい。

◎掃除機

仕様は大して変わらないと思うのだが、
電源オンオフのスイッチとコード巻き取りスイッチがばかでかく、
足で操作するようになっている。
これはとても便利。
足でバシッとけりを入れるだけでOK。

◎芝刈り機2種

一台は前に住んでいた人が置いていってくれた。
型は古いが電動なので、十分役立つ。
もう一台は芝刈り機では刈り切れない、
根の頑丈な雑草類を切るために新たに購入。
芝刈り機というよりは電動鎌。