今日の豆知識

フランス語を習い始めて約一年半、
個人レッスンを始めてからは、
「おお!これが知りたかったんだよ」
「目から鱗!!」の連続。
今まで私は何をやっていたのでしょう?
そんな私の備忘録を豆知識としてご紹介。
フランス語と日々格闘している皆さま、
一助となれば幸いです。


「奥さんによろしくお伝えください」
と言われたら
いや、別に奥さんに限らず、ご主人、お子さんなどなど置き換え可能ですが、
とりあえずの例として
N'oublie pas de saluer ta femme pour moi!
と言われたらなんと答えるか?

Je n'y manquerai pas.(じゅにもんくれぱ)が便利。
「忘れずに伝えるよ」ってな感じです。
savoirとconnaitreの違い どちらも「知る」という意味です。

savoir①あとに動詞を取る②あとに従属節を取る
connaitre①あとに名詞を取ることが多い②あとに場所、人を取る
l'imparfaitとpasse conpose l'imparfaitもpasse conposeも過去を表す表現です。
これも未来形と同じく、使い分けはどうすればいいのでしょう?

①口語ではpasse conposeが一般的。
l'imparfaitはetreとavoirのみ使われる。
②l'imparfaitは過ぎてもう終わってしまったことを言うときに使われる。
突然起こったこと、動きなどはpasse conposeで表される。
futur 日本語の文法説明では、それぞれの時制を言い表す表現がありますが、
実はそれってけっこうわかりにくい。
最初はとっつきにくくても、フランス語そのままで覚えた方が
あとあと混乱しないように思います。
さてfutur(フュチュー)は未来を表す表現ですが、
未来を表す表現にはもう一つ、futur proche(フュチュープロッシュ)があります。
こちらはわりに初期に教わる文法です。
futurとfutur proche、いったい何が違うの?

未来のことについて言いたいときはfutur procheで大方足りる。
ただし、futurのほうは確実に未来に行われることを言い表したいときに使う。

例えば、「絶対に食べる」というニュアンスを込めたかったら、
Je vai manger.ではなくてJe mangerai.と言った方がいいのです。
ナタリーに困ったことがあるので助けて欲しいとメールしたら、
Je vous aiderai.という返事が返ってきましたが、
今思えばそういうニュアンスが込められていたのですね(そのときは分からなかった)。
所有格 フランス語にも英語のmineにあたる所有格があるんですよ。
言われてみれば当たり前だけど、そんなの見たことなかった!!
フランス語の場合、
  対象物が
男性名詞 女性名詞
私の le mien/les miens la mienne/les miennes
あなたの le tien/les tiens la tienne/les tiennes
彼(女)の le sien/les siens la sienne/les siennes
私たちの le notre/les notres la notre/les notres
あなたたちの le votre/les votres la notre/les notres
彼(女)らの le leur/les leurs la leur/les leurs

※notre(s)、votre(s)のoの上には
アクソンスィルコンフレックス(山型のアクセント記号)がつきます。

例)
「これは私の本です」C'est mon livre.→C'est le mien.
「これは彼女の車です」C'est sa voiture.→C'est la sienne.

他の単語と似たような発音が多いのが難しいです。
sienはchien(犬)と似ています。
chienの「シ」はシと言いながら歯の隙間から空気を出す時間が長いですが、
sienの「シ」は日本語のシに近いような気がします。
同じようにnotre、votreもアクソンなしに比べると、「ノーートル」「ヴォーートル」と、
ちょっと大げさにオーと伸ばすとちょうどいい感じです。
これを教わってふと気がついたのですが、
「ルノートル」というお菓子屋さんがありますが、
これってle notre(アクソンつき)なのですね。