妊娠証明書

妊娠を確認できると妊娠証明書なるものがもらえる。
しかも、妊娠15週までにその用紙をセキュリテソシアルとCAF
(Caisse d'Allocations Familiales)に送らないといけないと聞いていたので、
なかなかもらえなかった私はちょっと焦った。
婦人科に行くのが早すぎたのか?

Declaration de Grossesse 妊娠証明書 は
三枚つづりのごくシンプルな書類で、
先生が署名してくれたほかは自分で記入する。
先生の記入で一番重要なのはおそらく推定受精日。
自分が記入するのは住所や名前、職業、
今までの妊娠回数など。

さてこの証明書は何に使うのか?というと、
セキュリテソシアルからは無料シール、
CAFからは妊娠手当てがもらえる。
無料シールは医者でもらえる払い戻し請求用紙に貼って請求すると、
通常なら3~7割くらいしか返ってこない医療費が
100%返ってくるという代物。
(しかしこのシールも忘れた頃にやってきた)
妊娠手当ては妊娠5ヶ月~産後3ヶ月まで
毎月手当金が収入に関係なくもらえるのだが、
今のところもらえている気配がない。

妊娠手当てには収入制限がありました。
我が家はそれに引っかかったようです(2003年2月3日)


血液検査のときもらった払い戻し請求用紙が
ことごとく送り返され、
「検査結果を添付して再送しろ」と言ってきたので、
それを送らないと当分もらえないのだろう。
(一体何を疑われているのだろう?)

日本のような母子手帳はもらえない。
以前は妊娠手帳があったようだが、
このシールにかわってしまったらしい。
フランス版母子手帳を期待して待っていた私は
ちょっとがっかりした。