無痛分娩にするか?

フランスといえば無痛分娩、というくらい無痛分娩がポピュラー。
「どうして痛みに耐えなくちゃいけないの?」と
フランス人が無痛分娩をする理由はとても現実的。
でも表面的には理解できても、
実際には背中の下のほうに麻酔を打つんです。
もともと注射嫌いなのに、背中に打つなんて
想像しただけでも痛そう!!
陣痛の痛みに比べたら、注射の痛みなんて一瞬だけど、
それでも私はいやだった。
それに、以前腰痛治療で腰に部分麻酔をしたら、
アレルギー反応が出て全身蕁麻疹の憂き目に遭ったことがあるので、
同じことが繰り返されないとも限らない。
だから、産科の先生に会ったら
「無痛分娩したくない」と伝えようと心に誓った。

初めての産科での検診時、
「何か質問はありますか?」と言われたので、
「無痛分娩したくない」旨を理由とともに伝える。
先生はわかったと言ってくれた。
しかし、その次の検診時、
「麻酔医との面談は9ヶ月のときですからね。
その頃になったら予約を取ってね」と言うので、
「あんた、全然覚えてないじゃん」ともう一度念を押す。
やはり普通分娩は少数派なのだろうか?

いざ出産と分娩室に入るときも
「無痛分娩する?」と聞かれた。
こういうことは申し送り事項じゃないの??
でもフランスにいるなら、言うべきことは言っておかないと、
黙ってると勝手にことを運ばれてしまう。
あとで後悔しないためにも声を大にして言うべき。