風邪ひいた

幼稚園に行き始めて初めての週末、
ゆりちゃんが熱を出しました。
緊張していたのかな?
そのうち喉が痛いと言い、たんも絡んで咳するのも苦しい様子。
日本から持ってきた子供向け風邪シロップでその場をしのぎましたが、
症状が改善されないので、小児科に予約を取りました。

幸い電話をかけたその日の予約が取れ、さっそく訪ねます。
問診、聴診器での診察、喉を見るのはまったくいっしょ。
喉が痛いので耳も見ました。
耳鼻科嫌いのゆりちゃん、耳に拡大鏡を入れられただけで大騒ぎ。
さらに「耳垢を取りましょう」とベッドに横にされて、さらに騒ぎは拡大。
私は日頃ゆりちゃんが耳掃除を嫌がるので、
日々たまっていく耳垢に危機感を感じながらもどうしようもできませんでした。
だからこのチャンスがすごく嬉しかったのです。
さらに、「耳掃除はどうしたらいいんですか?」と聞いたら、
「家では耳の外だけ掃除して。中はしなくていい」という意外なお答え。
下手に掃除しようとすると耳垢を奥に押し込んでしまうことになって、
いざ医者が取ろうとしても取りにくくなってしまうのだそうです。
だから「病気で医者に来たときに取るのでかまわない」ということでした。
これは私にとっても子供にとってもありがたいお話です。

さて薬が出ましたが、処方箋を書いてもらって
薬局で購入する、いわゆる医薬分業です。
処方された薬の形状が日本と違ってユニーク。
1:座薬
2:ドライシロップ
3:錠剤
の3種類ですが、
1:座薬…抗生物質。日本で座薬タイプの薬は
解熱剤しか使ったことがなかったので新鮮だった。
ゆりちゃんは座薬が大嫌い。なのに一日3回入れないといけない。
毎回格闘です。
2:ドライシロップ…粉薬を水に溶かすとシロップになる。
これは日本でももらったことがありました。
今回はこれが解熱剤。
溶かすとグレープフルーツのような柑橘系の匂い。
子供に飲みやすくしているんだろうに、
グレープフルーツが嫌いなゆりちゃんからはブーイング。
3:錠剤…これも水に溶かして飲むタイプ。
水に入れるとシュワシュワと泡を出して勝手に溶ける。
喉のゼロゼロを取る薬だそう。
かつてこんな駄菓子があったなあと面白がって見ている私。
しかし泡が出てくるとは炭酸…?
その疑問は的中、炭酸嫌いのゆりちゃん、
「まずい~~」と泣きべそ、しょうがないので口を開けさせて流し込む。

二日経ったら咳と鼻水が出るようになったのと、馨に移ったので、再び小児科へ。
新しい薬を処方されましたが、
咳止めは日本同様シロップ(カラメルのような匂い)、
鼻水、鼻詰まりには点鼻スプレーで、
あまり面白みがありませんでした。

これらの薬、それぞれ飲む回数が違い、
さらにゆりちゃんと馨で同じ薬でも飲む回数が異なります。
もうわけがわからないので一覧表を作って管理しています。
早く治ってくれよー。