サンジェルマン・アン・レー

ST GERMAIN EN LAYE

5月8日は第二次世界大戦終戦記念日でお休み。
天気がよかったので、近所のマルメゾンの森に行く。
そうそう、いつも行きたいと思いながら行けなかった
マルメゾン城に行ってみるか。
我が家にしては珍しく早いうちから行動に出たにもかかわらず、
マルメゾン城は休み…。
しょうがない、森で遊んで帰ろうとしたら、森も休み…?
祝日は当然のことながらショッピングもできないのに、
市民の憩いの場を閉ざすとはなにごとだ!
これだからフランス人は…とプンプンしながら他の公園を探しに行く。
(あとで、マルメゾン城は火曜日休みと分かる。
5月8日は火曜日だった。
お城はともかく、森は祝日でも開いてます)

何ヶ所かフラレたあと、サンジェルマン・アン・レーに行く。
ここの庭は開いていた。
駅前すぐ目の前から広大なお庭。
サンジェルマン・アン・レーは最近おしゃれな店が増えていて、
パリの人たちが集まってくる場所らしいのだが、
庭も人であふれ返っていた。
サンジェルマン・アン・レー城は考古学博物館になっていて、
なんとラスコー洞窟のレプリカがあるという。
ぜひ見てみたかったが、それはまたのお楽しみとして、
広いお庭で遊ぶ。
お決まりのメリーゴーラウンド、ブランコも一通りやらされた後、
サッカーをする。

夕方になって少し肌寒くなってきたので、
帰りながら庭をぐるっと回ってみる。
そこで気づいたのだが、ここには大きなテラスがあった。
お城についているテラスではなく、庭ががけっぷちに面していて、
そこが大パノラマを望める長大なテラスになっているのだ。
大テラスと小テラスがあるのだが、
小テラスでも長さ100メートルはあるのでは?
馬車が通れそうなくらい広い道になっており、
きっとかつてはここを馬車に乗りながらパリを眺めていたのではと
想像してしまう。

夕食はサンジェルマン・アン・レー駅前のブラッスリ。
店頭でシーフードを並べていたのだが、
予想通りシーフードがおいしかった。
子供たちはゆでエビ、ダンナは前菜の生牡蠣を
「おいし~~!」と叫びながらたいらげる。
お子様メニューのウィンナー&ポテトより
エビのほうがよかったらしい。
周りを見回すと
同じように山盛りシーフードを召し上がる方々ばかり。
私は前菜にサーモンのムース、メインに鴨を選ぶが、
これもなかなかの味。
menu(定食)は前菜、メイン、デザート、4分の1ボトルのワインがついて、
178フラン。
すっかり満足して家路についた。