リヨン・ラ・フォレ

Lyons la Foret

レザンドリの次は「フランスで最も美しい村」。
そういう称号のつく村がたくさんあるようですが。
森の中を走っていくと今度は簡単に見つかりました。



町の中心部と思われる広場では
骨董市がひらかれていました。
その周りにはいくつかのカフェ。
木組みの家はなんだかストラスブールの
プチットフランスを髣髴とさせます。
ここにラヴェルの住んでいた家があるというので探しました。
広場からごく近いところにある大きな家がそれでした。
(下の写真右奥)
ここで「クープランの墓」の作曲と
あの「展覧会の絵」のオーケストレーションをしたのだそうです。
家の壁にはその旨を書いたプレートが飾ってあります。



こぢんまりとした小さな村でした。
ぶらぶらと歩いていると花がきれいに咲いている一画に。
これぞよく思い描く田舎の村の風景。
花車まであり、観光用に飾ってあるのかもしれないけど、
いかにも今積んでここに置きました、という感じで
自然なのです。



この奥は小道になっていて、
暖かい季節だったら散策にもってこいでしょう。
私たちが訪れたときはすでに晩秋の趣でしたが、
柔らかい秋の日差しが当たって
風景もなんだか暖かく見えました。