ロワール地方

LOIRE

〜恐怖のガストロ連鎖の巻〜

出発前日に馨がガストロ(吐き下しの風邪)になった。
ガストロは一度かかると3,4日くらいだるくてごろごろしてしまう。
果たして無事出発できるのだろうか?
と不安と心配がよぎる。
しかしあっけないくらい馨はすぐ元気になった。
無事出発できる。
宿泊先のamboiseアンボワーズに到着。
夕方まだ明るいうちに着いたが、
いつもならここですかさず出かける我が家、
なんとなく疲れていてそのままホテルに閉じこもった。
これがその後の展開を象徴する出来事だったのだ。

初日の夜中、ゆりちゃんが突然ベッドで吐く。
やっぱり移ったか。
ガストロは感染力が強い。
同じ家に住んでいて、しかも犬のように
もつれ合って遊んでいるのだから移って当たり前なのだ。
一時間おきの嘔吐に朝までつきあう。
吐くだけ吐いたら落ち着いたのか、ゆっくり寝るようになった。
お腹の方は一回下痢しただけですんだようだ。

ところがまだ続きがあった。
二日目、今度はなんと私にきてしまった。
幸い(?)嘔吐はなかったもののだるく、
最後の最後で下痢が私に回ってきた。
ゆりちゃんが復活傾向にあり、
昼食にフルーツをばくばく食べている横で、
私はアイスすら食べられないありさま。
子供たちが元気だったので、食後しばらくホテルの庭で遊ぶが、
我慢できずに部屋に戻って寝る。
元気に見えたゆりちゃんも9時の合図を待たずに
一気に睡魔に落ちる。
やはりまだ本調子ではないよう。
その他二人の寝かしつけをだんなに任せ、
私はまた寝る。
今日は一体何時間寝たのだろう?

しかし睡眠を十分に取ったおかげで、
三日目、無事復活した。
ようやくロワールに来て行動開始である。

AMBOISEアンボワーズ

CHENONCEAUXシュノンソー

CHAUMONTショーモン

CHAMBORDシャンボール

次はらんちゃん?それともダンナ?と
次なる感染者を恐れたが、
この二人は体が丈夫なのか、
何の異常もなく帰路についた。