エクス・アン・プロヴァンス

Aix-en-Provence

クリスマス前だったので、イルミネーション華やか。
メインストリートのミラボー通り、
あんまり車が来ないので歩行者天国になってるのかと思ったけど、
そんなことはなかった。



ホテルにレストランがなかったので外に出る。
いろいろなカフェはあったけれど、土曜の夜、
なかなかレストランは空いていない。
さんざんうろうろして見つけたのがここ、les bacchanales。
子連れで入っても大丈夫?と恐る恐る聞いたらOKだったので入る。
外観はビストロっぽいが、中はけっこうちゃんとしたレストラン。
こんなうるさいお子様連れで心配になる。
大人はプロバンス料理のコースメニュー、子供はお子様メニューを頼む。
にんにくがけっこうたくさん使ってあって、
にんにく好きのダンナですら「にんにくが多い…」と言うくらいだったが、
私はあまりそう感じなかった。
お子様メニューは子羊のソテーとジャガイモのつけあわせ一品だと言うので、
それを頼むが、ゆりちゃんはアウト。
聞けば子羊は嫌いなのだとか…。
しょうがないので魚で別の料理を作ってもらう。
ジャガイモのソテーは気に入ったらしくおかわりするほど。
一方の馨はこの皿を完食。
日頃あまり食べない彼にしては快挙だ。
しかもよっぽど気に入ったらしく、次の日も
「昨日のレストランに行きたい」と言ったほどだ。



さて、あくる日は町の散策。
移動遊園地が出ているのでそれでちょっと遊ばせてごまかしてから、
ぶらぶらと歩いていく。
町並みは白っぽいのだが、所々に黄色やピンクがあるところ、
プロヴァンス風というのだろうか?



サンソブール教会に行き着く。
なんだかとても素敵な教会だ。
中に入ってみると、ちょうどクリスマスコンサートの練習をしているところ。
教会でパイプオルガンの音色を聞くのは初めて。
合唱もあるのだが、子供の合唱もついていて、
しかもソロトランペットつき。



いったい何の曲?と思いながら教会を出ると、
入り口にコンサートのお知らせポスター。
…オネゲルだそうだ。
クリスマスコンサートでオネゲルをやってしまうところがフランス的。
これなら子供でもフランス語だから歌えるのね。