ボーヌ

最後に寄った町､ボーヌ｡
ワインはもちろん､おいしいものがいっぱいあると期待していたが､
着いた夜のホテルの夕食に仰天｡
ブルゴーニュといえばお決まりの､
エスカルゴとブフ・ブルギニヨン（牛肉の赤ワイン煮）を注文してみた｡
すっごくおいしい！！！ノボテル（※）なのに！！！
今回の旅行はほとんどノボテル泊まりだったのだが､
同じノボテルでも地方料理がメニューに組み込まれていて､
それはけっこうおいしいのだ。
あなどれないぞ､ノボテル｡

ボーヌもシエナのようにこじんまりとまとまった町｡
カーブがそこかしこに見られ､ワインの町なのだと実感｡

昼食にダンナがミシュランで見つけたレストラン
「Jardin des Remparts」
10, rue Hotel-Dieu
tel.03 80 24 79 41
を選ぶ｡
かなり躊躇したが､予約なし子連れで突入｡
快く受け入れてもらえる｡
ベビーチェアまであるあたり､意外と子連れは多そうだ｡
そして料理｡
コースメニューは前菜､メイン､デザートそれぞれ
数種類の中から選べる。
私が食べたのは､
前菜はエスカルゴのスープ煮｡
メインは牛のオングレ（横隔膜の筋肉）のソテー。
デザートはチョコレートタルト｡
オーソドックスなメニューにしたがすっごくおいしい。
これで40ユーロ｡
メインにもう一品魚料理を加え､チーズも食べても56ユーロ｡
パリで食べたら倍以上すると思う｡
日本で食べたら一体いくらに…？
チーズはワゴンサービスで､
ケーキのワゴンサービスと見まがうばかりの大きさのワゴンで､
数十種類のチーズが運ばれてきた。
私は食べきれないと思ってチーズはパスしたが､
それでもおなかいっぱい｡
その後もチョコレートは出てくるわ､
数々の焼き菓子は出てくるわ…（しかもお茶うけ）。
子供たちはお子様メニューにしてもらったが､
これもメインと付け合せを数種類から選べる｡
魚にジャガイモのグラタンをつけてもらったが､
これまたお子様メニューとは思えないおいしさ！

庭付き一戸建てのごく普通の建物なので、
気をつけないと見過ごす可能性あり｡
Hotel Dieuオテル・デューの近く｡
今回の旅行で一押しレストラン！！

食後は例にもれず､
ワインを買い込んで帰ったのだった｡

（※）ノボテル…Novotelという、フランスのチェーンホテル｡
レベルは中くらい？
滞在に最低必要なものは揃っている、という実用本位のホテル（だと思う）。
場所によってはファミリールームがあり、
うちみたいな５人家族が一部屋に泊まれるので重宝している｡
（事実ボーヌは一部屋だった）