チェロの影響?

バイオリンを習い始めて2ヶ月あまりが過ぎました。
はじめは「ちゃんと続くの~?」と
まわりも自分も思っていたのですが、
続いてます!
まだ基本練習もいいところで、
ひたすら開放弦を弾くばかりですが、
先生に「スジがいい」と誉められて
気をよくして?続けています。
それを抜きにしてもバイオリンって楽しいなあ。
いろんな楽器をやってきたけど、
本当はずーっと前からバイオリンをやりたかったのかしらって
思ってしまいます。

さて調子よくレッスンを重ねるうちに
とうとう左手の練習が始まりました。
左手で弦を押さえて音階の練習です。
やっと曲が弾けるようになるかも?
期待に胸が弾みます。

ところが。
今までは先生に言われたことがすんなり実行できたのに、
左手の構え方ではできない!!
言われたとおりにやってるのに、
言われたとおりにならない!!
ヒジョーに専門的な話ですが、
バイオリンの弦を押さえるときは
指を斜めにして押さえるのだそうですが、
私の押さえ方は
真横から弦に対して直角に押さえているのだそうです。

これってもしかして…
そうだよ、チェロの押さえ方だ。
曲がりなりにも13年間やっていたチェロ、
とっさに出てくる癖はチェロのそれ。
体が覚えた癖というのは深いものですね。
弓の持ち方もようやく慣れてきたものの、
最初は両手で形を作ってあげないと
バイオリンの持ち方ができませんでした。

あとバイオリンは思っていたより細いので、
左手でバイオリンのネックを持つと、
なんだか手が余ってしまいます。
今は試行錯誤して、
自分の手の大きさに合った持ち方を
探しているところ。
それでも先生と一緒に
いろいろ持ち方を研究していると、
「あ、この手の形、バイオリンを弾いていた友人とそっくりだ」
なんだか一歩近づいたような、
そんな気分になったりします。

チェロの影響を完全に消し去りたいような、
なんだかそれももったいないような、
揺れ動いている今日この頃です。