B型肝炎の予防接種

オランダで四種混合
(日本で言う三種混合~百日咳、破傷風、ジフテリア~とポリオ)と
Hib(インフルエンザb菌)を3回ずつ、
フランスに来てBCGを済ませたらんちゃん、
次なる予防接種はB型肝炎ということになりました。
これは親の考え次第でやってもやらなくてもよいようですが、
これからはいつどこでB型肝炎になるかわからないと思い、
受けさせることにしました。

こちらでは予防接種を受ける場合、
なんと受ける人(つまり私たち)が薬局で注射液を買っていかなければなりません。
注射液を買うためには医者の処方箋が必要なので、
下手すると処方箋をもらうためと注射してもらうために
2回も医者に行く羽目になります。
そうならないように、たいていは予防接種のスケジュールを組んでおいて、
前の予防接種を受けたときに次の予防接種の処方箋をもらっておきます。

注射液を買いに行くと、
「冷蔵庫の野菜室に入れておいてね。トマトやレタスと一緒にね」と
言われました。
要冷蔵なのです。
面倒なシステムだと思いますが、
もしかしたらフレッシュなワクチンが打てるのかも。

らんちゃんは小児科が大嫌い。
すぐに裸にされて寝かせられるし、
耳の中はのぞかれるし、
あげくのはてには注射。
看護婦さんはいないので、
私が先生のお手伝い。
らんちゃんを押さえつけます。
先生は太ももに注射していました。

でもB型肝炎はこれで終わり。
お風呂もOKだったので楽でした。
思えばBCGは大変でした。
いわゆるツベルクリン反応とBCGをやるので、
3日ほど間を置いて二回医者に行きます。
一回目のMONOTESTと言われるほうは
二の腕にブスッ。
そこにびっちりガーゼを巻き、
「お風呂には入らないでね」の一言。
二回目のMONOWAXという、多分BCG本体と思われるほうは
反対の二の腕の内側に打ちました。
小さな注射器のようなものを
3回刺しました。
つまり腕に3つの刺し跡ができたのですが、
そのときのらんちゃんの泣きようったら…。

10ヶ月になったので、そろそろ離乳食も3回食の頃。
どうすればいいのかなと思ってたずねると、

朝はおっぱい(またはミルク)、
昼は肉または魚(30グラム)と野菜、
午後にフルーツのマッシュ、ヨーグルトなど、
夜は野菜(90グラム)、

とのこと。
昼がメイン、夜は軽くは変わりませんが、
日本と違うのは朝食を増やして3回食にしないこと。
すごく気が楽になりました。
朝はゆりちゃんの幼稚園の支度で忙しく、
申し訳ないけどらんちゃんにかまっていられない。
朝はおっぱいでいいのか…!
楽チンだ~。
おっぱいっ子のらんちゃんは
朝だけで済むわけがなく、
毎食後おっぱいを飲んでいるのだけど、
それは先生には内緒。
またおやつタイムのヨーグルトは、
フロマージュブランや「プチスイス」でもよいと言われました。
「プチスイス」とは?これ↓



先生はこんな入れ物に入っていると絵を描いてくれました。
「ああ~、これ見たことありますよ。分かります」と言ったら、
「こんな絵は忘れて」と恥ずかしそうにくしゃっと丸めて捨ててしまう先生。
なんだかお茶目だ!
さっそく買ってみたところ、
フレッシュチーズみたいな感じでした。
らんちゃんは一日の食事の中で
おやつのフルーツ&プチスイスが一番のお気に入りです。