何週?何ヶ月?
フランスでは週数を割り出すのに重要なのが、
最終生理ではなくて、「推定受精日」。
週数を数え始めるのは推定受精日から。
日本では最終生理初日から数え始める。
つまり、日本の場合は妊娠する前からもう数え始めるが、
フランスの場合はまさにおなかに宿ったときから数え始めるので、
現実に即しているといえるだろう。
たいていは最終生理から2週間後を推定受精日としているようだが、
私の場合は最終生理がすごく不規則だったので、
割り出すことができなかった。
結局、推定受精日を推定する(というのもおかしな話だが)ために、
エコーで見た胎児の大きさから割り出したのだった。
そこまでして推定受精日を出す必要があるのか?
今の大きさがどのくらいか?のほうが重要なのでは…?
数え方についてもう一つ。
日本でもよく使う「○ヶ月」。
フランスでもよく使うが、こちらは満で数える。
例えば20週なら、日本だと6ヶ月目になるが、
フランスだと満5ヶ月。
これも実際に過ぎた時間を数えているので現実的。
でも日本式に慣れた頭にはちょっと難しいなあ。
ここでちょっと整理。
日本 | フランス | |
数え始め | 最終生理の初日 |
推定受精日 (最終生理から2週間後) |
予定日 | 上記の280日後 | 推定受精日の9ヵ月後 |
月の数え方 | 数え | 満 |
さて、予定日当日に出産して、
赤ちゃんは何週で産まれたことになるのだろうと思ったら、
なんと41週と書かれていた。
そしてその横の注意書きに
「最終生理の初日から数える」と書いてあるではないか!!
これは日本とまったく同じ。
どうしてフランスは二通りの数え方を併用しているのか?